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マンスリーマンションは、寝具や食器のレンタルはできるのだろうか?

マンスリーマンションは、ホテルのように生活空間がしっかりとしていながら、一般賃貸に近い利用料で利用できることから、長期出張やイベント事の拠点として利用するのに便利です。しかし、ホテルと違って何もかもが用意されているわけではなく、生活に関わる「寝具」や「食器」については不安が残ります。これらをレンタルすることはできるのでしょうか? 

▲筆者の体験談を踏まえた考察について 

  • 家具家電付きでも

筆者が社宅として利用していたのは、家具家電付きに物件でした。一般的なマンスリーマンションと同レベルの物件なのですが、寝具や食器に関しては用意されておらず、様々な苦労を強いられました。食器がなくて食べ物があっても食べられない、寝具が間に合わなくて寒い夜を過ごした、その他にも様々な体験をしました。ホテルに近い生活環境が整っていながらも、細かなところでは苦労を強いられる可能性があるのです。

 

  • 最も苦労するのは「新社会人」

この点、最も苦労するのは「新社会人」ではないかと思います。それまで一人暮らしをしたことがない人は、特に生活基盤を整えるのに苦労するはずです。基本的な家具・家電は揃っているから、身一つで入居できるという情報を信じ、いざ入居してみると足りないものに気がついて苦労するというパターンです。足りないものは買い足せば良いですが、その調達にはそれなりに苦労が待っています。特に厄介なのは、食品スーパーやコンビニでは調達できないものです。主に寝具や家電類がそれに該当します。食器に関しては、最悪の場合は割り箸や紙皿、プラ製のコップなどは食品スーパーでも取り扱っているところは多いでしょう。しかし、コープなどを除けば一般的なスーパーでは食事に関係しない商品の品揃えは、そこまで良くありません。欲しいものがあれば、それを取り扱っているお店に行かなければなりませんが、新生活の慌ただしさの中、どこにどのようなお店があるのかを把握するのは中々に骨が折れます。その点、ネットショップでの買い物ならばパソコンとインターネット環境だけで何もかも買い揃えることができますが、届くまでに時間がかかる場合があります。また、それと同様に大学進学を機に一人暮らしを始めた場合でも同じような苦労をすることになります。今までと同レベルの生活基盤を作るだけでも、それなりに大変なのです。

 

▲寝具・食器のレンタルについて

  • 寝具は基本的に用意されている

マンスリーマンションにおいては、基本的に契約した人数に応じた寝具が用意されています。ただし、それがどのような形で用意されているかは業者ごとに異なります。基本的には「ベッド」が用意されているのですが、人数分のシングルベッドが用意されているかは保証されていません。例えば、2人で利用する場合、ダブルベッドが用意されていたり、シングルベッドと布団一式が1つずつ用意されていることもあります。また、それとは別にオプション扱いで布団を必要分だけレンタルすることも可能です。ただし、基本的に契約した人以外の入室を禁止しているので、必要以上に布団をレンタルできないと考えたほうが良いです(そもそも不要ですし、梅雨時などで、予備の布団として用意しておくのは良いかもしれませんが)。

 

  • 食器は基本的にオプション扱い

基本的に、マンスリーマンションにおいてはお箸やスプーンなどの食器、およびフライパンや鍋といった調理器具は用意されていません。冷蔵庫や電子レンジ、クッキングヒーターといった最低限の調理家電はありますが、それだけでは食生活を維持していくのは困難であると言えます。オプション扱いで、食器や調理器具をレンタルすることもできますので、お箸やお皿、コップなどを一式揃えておけば最低限の食生活のレベルを維持することは出来るでしょう。誰かを招き入れることもマンスリーマンションにおいては契約違反になるため、最低限の人数分の食器を用意するのは難しいことではないでしょう(基本的に小さいものばかりですから)。

 

  • 買い揃えるよりも手軽

これらの物品については、自分で買い揃えたり、外部から持ち込むこともできます。特に、自宅から持ち込む場合は新規に買い揃えるのに比べてお金がかかりません。しかし、手荷物に入れるには少しかさばりますし、寝具を持ち運ぶのは現実的ではありません。さらに、退去時には私物は全て持ち出さなければならず、それらの輸送費も別途必要になります。レンタルの場合は基本的に部屋にそのまま置いていけば良いので、退去時の手間がかかりません。レンタルにはそれなりにお金もかかりますが、これらの手間を考えると安上がりであると言えます。

 

◇まとめ

マンスリーマンションは、最低限の家具家電が揃っており、一般賃貸に比べて生活基盤を整えやすいです。しかし、寝具や食器類はレンタルのオプション扱いとなり、当然のように揃えられてはいません。寝具の場合、契約人数に応じた組数が用意されます。どのような寝具が用意されているのかは業者ごとに異なり、予備等で必要以上に寝具を用意したい場合はオプション扱いになります。食器類。調理器具類は基本的に揃っていません。オプション扱いである程度は揃えることができます。これらを持ち込んだり買い揃えることを考えると、レンタルの方が安上がりである場合が多いです。

 

マンスリーマンションは家具・家電・アメニティはどうなってるの?.

皆さんは、遠方で身一つで何日も過ごすことはできませんよね?そんなときはホテルに泊まるのがベストな選択でしょうが、何日も滞在するとなるとお金がかかってしまいます。かといって、家を借りるのは手続きが面倒で、そこまで長期間滞在することでもない場合には現実的ではありません。そんな人はマンスリーマンションを利用するのが良いでしょうが、では、長期間住むにあたって必要になる「家具」や「家電」、生活で使用する「アメニティ」は完備されているのでしょうか?

▲身一つの滞在=ホテルの理由 

  • 生活していく上で必要になるもの

例えば、自宅から通うには遠すぎる場所に何日も滞在するにあたって、そこで生活していくための拠点が必要になります。マンスリーマンションが登場するまでは、拠点の確保となるとホテルを利用するか、家なり部屋なりを借りるという選択肢が主流でした。さて、1ヶ月なり数年なりの時間を同じ場所で暮らすにあたって、生活空間だけ確保すれば問題ないのでしょうか?生活においては「衣」「食」「住」の3つが揃わなければ最低限の生活さえ困難です。そのうち、最も揃えるのが困難なのは「住」ではないでしょうか?そして、「住」は居住空間だけを指すのではなく、数多くの物品を必要としています。

 

  • ホテルと一般賃貸の違いについて

これらの最大の違いといえば「中身」です。ホテルにはフカフカのベッド、身だしなみを整えるためのドレッサー、快適空間を作り出すための空調設備、水や水道、ガスといった生活していく上で必要不可欠なもの、その他にも石鹸やタオル、歯ブラシといった消耗品まで、何もかもが揃っています。あとは、食べ物だけあれば基本的には普通以上の生活ができることでしょう。一方、一般賃貸の場合は何も揃っていません。あるとすれば水道やトイレなどの設備はあるとしても、それを利用するための水道・ガス・電気については解説処理を依頼する必要があります。そして、仮にそれらを事前に揃えていたとしても、それを利用するための家電類は何もありません。それどころか、寝具の類もないので床で寝るしかありません。季節によっては寒さで眠れないでしょう。

これらの家具・家電・アメニティ類に関しては事前に揃えておくことはできなくはありません。しかし、急に出張が決まった際のように、家具・家電・アメニティ類を揃える時間が確保できなかった場合、何日もかけてそれらを買い揃える必要があります。しかし、すべての物品を揃えるのは骨が折れます。まず、どこに行けば何を買えるかという情報も無いことがありますから、それから始めていたらまず1日では買い揃えることができません。つまり、速やかに生活拠点を確保するにあたって、ホテルの方が圧倒的に優れているのです。

 

▲マンスリーマンションと家具・家電・アメニティ

  • マンスリーマンションは家具・家電・アメニティが揃っている

マンスリーマンションでは、ホテル並みとはいかないまでも、必要最低限の家具・家電・アメニティ類が揃っているため、身一つで入居して、長期間の拠点として利用し続けることができます。寝具に関しては契約した人数に応じたものが用意されていますが、例えば2人で利用する場合はダブルベッドが1台なのか、シングルベッドが2台なのか、もしくはシングルベッド1台に布団一式が追加されるのかは利用する部屋や業者によって異なります。基本的には明記されているはずなので、その点については後々トラブルにならないようにきちんと確認しておきましょう。

また、アメニティ類に関しては必要最低限のものが揃っていますが、トイレットペーパーやティッシュペーパーのように消耗するものに関しては無くなったら利用者が買い足す必要があります。すぐになくなることはないでしょうから、入居にあたって持っていく必要はないと言えます。この「消耗品を買い足す」という点がホテルと異なります。また、電気・水道・ガスといったものに関しては利用料に加算されているので基本的には使い放題ですが、常識を超える範囲での使用については差額を請求される可能性はあります。ともあれ、入居にあたって契約しておく必要はありません。この点はホテルと一緒です。まとめると、身一つでの入居で、食べ物さえあれば速やかに生活拠点として機能するという点において、ホテルと同じような扱いができます。

 

  • 足りないものは?

前述のとおり、無くなった消耗品については利用者が買い足す必要があります。また、揃っている家具・家電については最低限のものしか揃っていないため、必要な家電等があれば購入して部屋に運び入れる必要があります。例えば、調理器具に関してはクッキングヒーターはあれどもそれを使うフライパンはなかったり、電子レンジはあれどもオーブントースターはないといったような感じです。また、基本的に本棚など、生活において最低限必要とは言えない家具は揃っていません。これらについてはネットショップ等で簡単に揃えることができますが、退去時の荷物が増えることを考慮すると迂闊に買い足すのは考えものです。

マンスリーマンションって「ペット」や「楽器」は可能?

期間を定めて一時的な拠点としてマンスリーマンションを利用するのは、特に長期出張の住居として最適です。しかし、人によってはペットを飼っていたり、楽器が趣味の人だっていることですから、これらをマンスリーマンションに持ち込むことができたらありがたいですよね。では、実際のところはどうなのでしょうか?

▲マンスリーマンションを利用することについて

  • 一人暮らしが寂しいからペットを飼っているのに

都心での寂しい一人暮らし、その孤独感を解消するためにペットを飼っている人は決して少なくありません。もし、出張で長期間家を空けなければならない場合、ペットの世話をどうするかが問題となります。もし、近くに預かってくれる知人が居る場合には預けておくことも出来るでしょうが、そうでない場合にはペットを業者(ペットホテル)に預けるか、連れて行くしか選択肢がありません。しかし、出張が数ヶ月単位である場合、ペットホテルを利用するのは金銭的な問題が発生します。そうなると、長期出張の場合にはペットを連れて行くのが現実的であると言えます。しかし、マンションによってはペットを完全に禁止している場合があり、規定に反してペットを入室させてしまった場合には契約違反となり、最悪の場合は契約を解除されてしまう可能性があります。そのため、ペットを出張先に連れて行きたい場合、ペット可のマンスリーマンションを探さなければならないのです。

 

  • 楽器は趣味だけではない

楽器の演奏については、ペットのように趣味嗜好に近い存在としてだけでなく、仕事の一環として楽器を使用することも少なくありません。楽器と一言に言っても種類が豊富であり、中には「騒音レベル」の大きさの音を出すものも少なくありません。筆者も昔は吹奏楽部に所属していましたが、楽器の音の大きさはそう易易と防げるものではありません。マンションのように近隣住民との距離が極端に近い場合、専門の防音設備を備えていない場合には楽器演奏のほとんどがマンション中に響くことになるでしょう。近隣住民とのトラブルだけでなく、自身が退去しなければならなくなるケースが多いでしょう。とは言え、楽器を演奏しておかなければ、すぐに腕が鈍ってしまいます。楽器の演奏が趣味のレベルならまだしも、生活に直結する人の場合は毎日きちんと演奏して練習しておかなければならないのです。マンションにおいては楽器は相談可能な場合もあり、楽器を持ち込みたい場合にはその点をきちんと契約時に確認しておかなければなりません。

 

▲マンスリーマンションとペットについて

  • ペット可のマンスリーマンション

マンスリーマンションにおいては、ペットの飼育が可能である場合があります。マンスリーマンションを取り扱っている大手である「レオパレス21」や「グッドマンスリー」などでは、「ペットの飼育が可能」なマンスリーマンションを検索することもできます。ただしその部屋数はマンスリーマンション全体から見ればごく一部であり、全く取り扱っていない県も多く、ペットを連れていけない地域の方が多いと言えます(グッドマンスリーでは18都道府県のみペット可のマンスリーマンションを取り扱っている)。

 

  • 料金はどれくらいになるのか?

特定のステータスが付帯している場合、通常の同レベルのサービスに比べて料金が割り増しになることは珍しくありません。マンションの場合でも同様で、「駅に近い」とか「設備が充実」という場合には同じ広さでも利用料に差が生じることになります。そうなると、「ペット可」というステータスは料金に影響を及ぼすのでしょうか?雑感ではありますが、マンスリーマンションの場合には料金に影響は出ていないように感じます。同じエリアの別の物件と比較してみても、ペット可であることによって料金が高くなるようなことはありません。もちろん、その点は契約時にきちんと確認しておいたほうが良いです。

 

▲マンスリーマンションと楽器について

  • 基本的には無い

楽器の演奏が可能なマンスリーマンションは、ざっと探した感じ一件もありませんでした。特にレオパレス21の場合は全物件が楽器演奏不可であり、防音設備を完備したマンスリーマンションは無いように思えます。ただ、「MUSISION」というサイトでは、楽器の演奏が可能なマンションをウィークリー契約できる旨が紹介されています。厳密には相談可能な物件もあるかもしれませんが、少なくともマンスリーマンションを取り扱っている大手企業において、楽器演奏ができることをアピールしたマンスリーマンションの紹介は見当たりません。

 

  • 楽器を利用したいのなら?

本格的に楽器を演奏したいのであれば、スタジオをレンタルするのが現実的ではないかと思います。ただ、スタジオを借りるのもお金が掛かりますから、毎日演奏するのには適さないでしょう。マンスリーマンションを借りる人はそれなりの期間をそこで過ごす事になるでしょうから、手痛い出費になることは間違いないでしょう。

マンスリーマンションに家族や友人を泊めるのは契約違反?

あなたは、長期出張の拠点としてマンスリーマンションを借りているとします。少し奮発して、3人用の部屋を一人で使用している最中、友人から「今度、そっちに遊びに行こうと思ってるから、泊めてくれない?」という旨を頼まれたら、あなたはその友人に対して何と言わなければならないのか、簡単に解説していきます。

▲マンスリーマンションの規約 

  • 基本的に「契約違反」

まず、マンスリーマンションに誰かを泊めた場合は「契約違反」であることに注意しましょう。「誰か」とは家族を含め、契約時に入居することを業者に申告していないあらゆる人を指します。つまり、冒頭での説明にあるようなことをしてしまえば、速やかに契約違反となることは免れません。よほどの事情があったとしても、あなた自身の生活に支障をきたすことが確実なので、何があろうと断るのが基本です。基本的にマンスリーマンションの契約の際、契約した人以外の入室に関しては禁止する旨が規定されています。それを反故にすることなので、誰かを泊めようものなら確実に契約違反を免れません。「バレないから大丈夫だって、何かあったら責任取るから」という人ほど無責任なことはありません。社会人なのですから、契約はきちんと守りましょう。

 

  • できなくはないが・・・

どうしても誰かを泊めたい場合、業者にその旨を連絡する必要があります。ただし、それだけで万事解決というわけにはいかず、人数に応じた追加の利用料が発生します。泊める人がそれを負担するというのであれば問題ないでしょうが、1泊2泊程度であればホテルを確保したほうが安上がりになります。しかし、長期間の宿泊を必要とする場合であればホテルより安上がりになりますから、その場合はきちんと業者に連絡して追加利用料を払って複数人で利用することが現実的であると言えます。また、「1泊くらいならバレない」と思い、実際に家族や友人を泊めることは物理的に不可能ではありません。しかし、それは上記のとおり契約違反になります。

 

▲誰かを泊めたことが発覚する原因について 

  • 光熱費の金額

マンスリーマンションにおいては、基本的に一定の料金を利用者が業者に支払い、実際の請求においては業者が光熱費を支払う形となっています。問題は、その請求が業者に行くことです。私たちはトイレを利用しています。トイレは最も水を使うものであり、人数が増えるとそれだけ水の使用量は増えることになります。電気に関しては共用できるものが多いにしても、水の使用は居住人数に応じたものになります。水道の使用料などの光熱費に関しては業者が行いますが、その際には金額が露呈することとなります。入居している人数に応じない金額が請求された場合、ほぼ確実に契約した人数以上の利用をしていることが発覚するでしょう。数泊程度であれば誤差として片付けられる金額で済むでしょうが、それが数週間、数ヶ月単位であれば確実に光熱費に影響を及ぼし、契約人数以上が入居していることが露呈します。

 

  • 管理人がいる場合

マンションによっては管理人がいることがあります。管理人は入居している人のマンションからの入退場を確認していますから、契約していない人の入場には気づく可能性が高いです。「管理人がいる=絶対にバレる」ということにはなりませんが、契約者以外の入室に関して業者に発覚する可能性が高くなるのは確実であると言えます。

 

  • 周辺住民の情報提供

これはあまり多いことではないでしょうが、もし、複数人で騒いでいたりしたら近隣の入居者にも騒ぎを聞かれることになります。同じ建物に住んでいる以上、その部屋の利用可能な人数は把握していることでしょう。もし、それに合わないほどの大騒ぎをしてしまえば、少なくとも騒音の被害を管理会社に通報するでしょう。そこから、多人数で部屋に入室していることが発覚してもおかしくはありません。

 

▲誰かを泊めたことが発覚した場合の罰則

 

  • 契約解除

契約違反をすれば、速やかに契約を解除されても文句は言えません。マンスリーマンションの契約解除ということは、速やかに退室させられるということです。皆さんは必要があってその部屋を借りているはずなのですから、その部屋を使えなくなり、退去させられてしまうのは確実に困る事になるでしょう。代わりの部屋を確保するのも一筋縄ではいかないでしょうし、場合によっては近隣に別の部屋を借りられないことだって考えられます。どのような事情によってマンスリーマンションを利用しているかは人それぞれですが、生活の拠点を失うことは確実にその目的遂行に支障が出ることになります。

 

  • 違約金

契約違反をした場合、違約金が発生する可能性が高いです。契約時には契約書に契約違反時の罰金について金額が明記されているはずで、数万円は覚悟しなければなりません。人数追加における追加料に比べれば少ないこともあるかもしれませんが、契約解除による退去というリスクがある以上、違約金のリスクだけを見て誰かを泊めることは現実的ではありません。

 

マンスリーマンションは2人での入居はできるのか?

マンスリーマンションは一般賃貸とホテルの中間的な位置づけとして、需要の拡大が進んでいます。利用者も年々増えていますが、増えた分だけ様々な事情を持つものです。中には、マンスリーマンションを仮の拠点として、複数の人数で利用したい人だって少なくありません。そうなると、料金などについてはどうなるのでしょうか?

▲マンスリーマンションの2人使用の可否について

  • マンスリーマンションは複数人でも使用できる

マンスリーマンションは、基本的には複数人数での利用が可能となっています。マンスリーマンションの利用目的としては、長期出張などで主に利用されていて、一時的長期間における生活拠点の確保に最適です。ホテルに比べて低料金で、一般賃貸のような面倒な手続きが不要であることから、特に緊急時の生活拠点の確保に優れた契約形式となっています。しかし、マンスリーマンションを利用したがるのは長期出張をする人だけではありません。イベント事などの拠点の確保、自宅改装に伴う仮住まいなど、複数人での利用がメインとなる事情も少なくありません。しかし、人数分の部屋を用意するのは金銭的に難しく、また、同じ建物にマンスリー契約可能な部屋が人数分確保できるかといえばその限りではありません。そうなると、できるだけ少ない部屋数で多人数の利用ができれば経済的な負担を減らし、十分な部屋数を確保することが容易になります。

ただ、それを業者が認めていなければ契約違反になり、無用なトラブルの原因となってしまう可能性があります。しかしながら、マンスリーマンションを取り扱っている業者のほとんどが、2人以上でのマンスリーマンションの利用を認めていますので安心です。もちろん、契約時に申請した人数以上で利用した場合は契約違反を免れませんが。

 

  • 規定は業者ごとに異なる

さて、そうなると気になるのは「何人まで利用できるのか」といった「規定」に関してです。これを知っておかないと、利用者の総数に応じた部屋数の確保において何部屋が必要なのか、規定に反しないまま利用を完了させるにはきちんと規定を知っておかなければなりません。現状、これを統一するような規定はなく、1部屋で何人まで利用できるのかについてはマンスリーマンションを取り扱っている業者ごとに異なります。例えば、「レオパレス21」ではマンスリーマンションの契約の場合は3人まで(学割の場合は2人まで)と規定されています。基本的には部屋の規模に応じて最大利用者数の制限が規定されています。狭い部屋に何人も住み続けるのは、さすがに無理がありますからね。

 

  • 途中で人数を追加することも可能

2人まで利用できるマンスリーマンションを1人で利用中に、もしもう1人同じ部屋を利用させたい場合はどうなるでしょうか。規定人数は2人で利用しているのは1人、つまり利用可能枠はあと1人いますから、規定上は問題ないと思われます。しかし、問題となるのは「1人で利用する」という条件で契約しているということです。業者に無断で利用人数を増やすことは契約違反になりますから、無用なトラブルの原因となってしまいます。しかし、利用制限には引っかからない人数であるならば、業者に申告することで入居自体は可能です。例えば、3人家族が自宅改装の際の仮住まいとして利用を開始する際、うち一人は知人の家に泊めてもらうつもりで残りの2人が3人まで入居可能なマンスリーマンションを利用していたとします。利用中に、知人の家に泊めてもらっていた1人が何かしらの事情で泊めてもらえなくなった場合、新規に部屋を用意すると利用料がかさむし、そもそも近隣に部屋が空いている保証はありません。その場合、管理会社に連絡し、利用者が1人増える旨を申告して3人で同じ部屋を利用することができます。

 

  • 規定以上の人数では利用できないのか?

まず、部屋の規模の問題があります。規定人数が2、3人の部屋に、その倍の人数が入るとどうなるでしょうか?言わずもがな、明らかに狭すぎます。寝る場所が確保できないでしょうから、長期間の滞在には不向きです。ただし、1人程度のオーバーであれば空間の問題は何とかなるでしょうから、業者によっては交渉に応じてくれる可能性はあります。

 

▲マンスリーマンションの複数人使用と料金 

  • 基本的に人数に応じた料金になる

借りる部屋の数は同じでも、利用する人数が増えればそれだけ料金が増える事になるのは当然です。マンスリーマンションを取り扱っている業者のサイトでは、基本的には1人使用における料金が記載されていることが多いので、多人数で使用する場合の料金体系については業者に問い合わせる(見積もりをする)必要があります。

 

  • 料金の上がり方は業者ごとに異なる

人数が増えた分、料金がどれだけ上昇するのかについては、取り扱っている業者ごとに異なります。ほとんどの業者の場合、利用者が増えることで確実に消耗が増える「水道光熱費」は確実に高くなることは理解しておきましょう。大元となる「賃料」については業者ごとに異なり、賃料が上がる場合と光熱費だけ上がる場合とがあります。そのため、利用人数の増加に伴う利用料の総額の変動については、業者ごとに対比が異なることになります。利用する人数に応じて取扱業者を考慮する(数社で見積もりをする)ことで、場合によっては費用を抑えることができます。

お金の話は大事です!マンスリーマンションの料金について

ここ数年、「マンスリーマンション」という賃貸形態が普及しています。それだけ需要があるということでしょうが、利用する側としては「お金」の問題が気になるのではないかと思います。料金が割に合わなければ、利便性が高いとしても利用することを躊躇してしまいます。そこで今回は、マンスリーマンションのお金の側面、すなわち「料金」について解説していきます。

▲マンスリーマンションの料金体系

  • 基本的に「一括前払い」

マンスリーマンションの利用料は、基本的には「一括前払い」となっています。「毎月○円」という計算式ではなく、○ヶ月で○円という料金が設定されています。支払う金額は部屋の利用料だけでなく、その間の公共料金の利用料や清掃費用も含まれます。前払いが基本となるので、その点はホテルの利用に近い性質を持っていると言えます。そのため、利用期間を長く設定すると初期費用が莫大な金額になることもあり、敷金礼金などの費用がかかる一般賃貸以上の費用がかかる可能性が高いのです。利用期間が1年を超える場合、100万円を超える金額を支払う必要がある可能性が高くなります。

 

  • 期間が長いほど安くなる傾向にある

マンスリーマンションは(業者によりけりですが)ひと月単位で利用するのが基本ですが、毎月ごとに更新するのではなく、最初から利用する期間を設定して料金を前払いすることになります。なので、例えば3ヶ月だけ利用したいということが前もって決まっているのであれば、家賃のように毎月支払うのではなく、最初に3ヶ月の利用料を支払うということになります。この利用料については、基本的に期間が長いほど1ヶ月・1日単位での利用料は安くなる傾向にあります。この点は、期間当たりの利用料が変わらない一般賃貸やホテルと異なる性質であると言えます。

ただし、「安い」というのはあくまでも1日あたりの安さ、つまり「コストパフォーマンス」の話であり、基本的にどちらが自分にとって本当にお得になるかは諸条件によります。前払いという性質上、初期費用が高くなるということなので、それだけの費用を前もって用意しておかなければなりません。しかし、その性質はホテルでも同様であり、ホテルに比べて利用料は安く、長期間の利用においてはさらに安上がりになることも踏まえれば、一時的かつ長期間の拠点としてはコストパフォーマンスの高さを発揮してくれることでしょう。

 

▲マンスリーマンションの料金の比較

  • 一般賃貸との比較

料金の面で言えば、マンスリーマンションは一般賃貸に劣ることになると言えます。前述のとおり、基本的には一括前払いであるため、言ってしまえば家賃の前払いを行うことになります。マンスリーマンションの場合は敷金礼金、保証金を必要としませんが、利用する期間に応じた料金を前払いすることになるので、短期間での支払いだけで見れば一般賃貸よりも大きな金額になります。しかし、マンスリーマンションには「家具家電付き」というメリットがあり、これらを買い揃えることを考えればかなり安上がりであると言えます。また、必要なものを除けば入居にも退去にも荷物を必要とせず、引越し費用も少なくて済みます。最低限、必要なものだけに止めれば身一つで入居も退去もできるのです。一般賃貸の場合は家具を買い揃えるのも持ち込むのもそれなりに費用がかかるため、家賃以外にもそれなりに費用がかかります。利用期間や物件ごとの条件にもよりますが、常にマンスリーマンションが一般賃貸よりもコストがかかるとは言えません。

 

  • ホテルとの比較

マンスリーマンションは料金を一括で支払うという面においてホテルに近い性質を持っていると言えます。しかし、安いホテルでも1泊5000円するとして、1ヶ月も利用すると15万円かかることになります。都心に近いほど利用料も高くなるでしょうし、決して安い出費にはならないでしょう。その点、マンスリーマンションはどちらかと言えば一般賃貸に近い料金設定です。ただし、業者によってはマンスリーマンションは1ヶ月単位での利用となり、こまめに利用したい場合には割高になる可能性があります。例えば、10日間だけ利用したくても料金自体は1ヶ月分となり、40日間使用したい場合には2ヶ月分の料金になります。そうなると、1日単位で利用できるホテルよりも、1日あたりの利用料が高くなる可能性も捨てきれません。

ともあれ、仮に1泊5000円のホテルと1ヶ月10万円のマンスリーマンションで比較してみれば、20日で利用料の単位当たりのコストパフォーマンスが逆転しますので、21日以上利用できるのであればホテルよりも安上がりになります。この点については各ホテルやマンスリーマンションの利用料ごとに分岐点が異なりますので、利用したいエリアの料金について調べ、滞在日数が分岐点を超えるかどうかを調べておく必要があります。また、業者によっては1日単位や1週間単位で利用できるところもあるので、短期間の利用の場合はそういった業者を利用するのが良いでしょう。

 

気軽に引越しができる「マンスリーマンション」の基礎知識

ここ数年、「マンスリーマンション」に注目が集まり、需要の拡大とともにマンスリーマンションを扱う企業が増えてきています。しかしながら、そんな中でもマンスリーマンションについて全く知らないという人も少なくありません。魅力の多いマンスリーマンションについて、その魅力を謳歌できる人を一人でも増やせるように簡単に説明していきます。

▲マンスリーマンションの基礎知識

  • マンスリーマンションとは?

マンスリーは英語で「1ヶ月の」を意味する「Monthly」から来ています。現実的な意味合いとしては「短期賃貸」を意味します。同じ短期賃貸の形態をとる契約としては「ウィークリーマンション」があり、利用形態が1週間ごとか1ヶ月ごとかの違いがあります。ただし、現状では1日単位で利用できるマンスリーマンションもあり、マンスリーの名前はある程度は有形無実化していると言えます。マンスリーマンションは保証人を必要としない契約であることが多く、煩雑な手順を必要とする一般賃貸契約よりも手軽に部屋を借りることができます。また、最低限の生活を継続できる程度の家具が揃っていることが多く、言い換えれば身一つで最低限の生活を営むことができる点ではホテルに近いです。しかし、ホテルでは1泊だけでも最低5000円前後の宿泊料が必要であるのに対して、マンスリーマンションの場合は部屋や扱っている企業にもよりますが比較的一般的な賃貸に近い料金設定です。安い物件だと1日あたり2000円未満で利用できることもあります。

 

  • どんな人に向いている?

マンスリーマンションの大まかな性質としては、一般賃貸とホテルの中間であるというのが雑感です。もう少し具体的に説明をすれば、一般賃貸に近い費用で、ホテル並みの手軽さと利便性を利用できるという感じにまとめることができます。つまり、入居するのも退去するのも身軽であり、かつ長期滞在にも適しているという利点を活かせる人にオススメの方法であると言えるのです。そのため、その地に根を下ろすことなく、しかしながら1,2日程度ではその地を離れられないという事情を持った人にオススメだと言えます。具体例を挙げるならば「長期出張」が分かりやすいのではないでしょうか。転勤とは異なり、しばらくすれば元の住所に戻ります。しかし、短期出張ではないため数ヶ月単位でそこに住まなければならなくなります。普通に家を借りるのには短すぎて、ホテルを借りるには長い期間を過ごすことになり、かつ速やかに生活基盤を築きながらも生活家電を揃えるには滞在期間が短いという厄介さを持っています。しかし、一般賃貸並みの料金設定で、かつ最低限の家具家電が揃っているマンスリーマンションであれば、これらの問題を一気に解決することができます。長期出張以外にも、短期間のイベント事の拠点、自宅建て替えの仮住まいなど、幅広い需要が認められます。

 

▲マンスリーマンションのメリットについて

  • ホテルより安い料金体系

マンスリーマンションは、基本的に近隣住居の一般賃貸と同レベルの料金で利用することができます。通常、安いビジネスホテルでも1泊5000円前後は必要になり、仮に1ヶ月利用するとなれば15万円もの金額が必要になります。そうなると長期間の滞在になる場合には費用が大きくなってしまいます。しかし、マンスリーマンションの場合は住所、建物の築年数などによって差はあれども、基本的には近隣で一般賃貸契約を結んだ場合に近い利用料で部屋を借りることができます。安いところでは1日あたり2000円未満、通常レベルでも1日あたり3000円~4000円で利用できます。契約形態によって細かな料金設定は異なりますが、ホテルに宿泊するよりは安い料金で利用することができるのは間違いありません。

 

  • 一般賃貸よりも利用しやすい

通常、部屋や家を借りる場合、敷金礼金、保証人や保証金といった煩雑な手続きを必要とします。それだと急な出張などには対応しづらく、短期間でのさらに煩雑で性急な手続きに時間を割く必要があります。しかし、マンスリーマンションは保証人を必要とせず、敷金礼金も不要であるためそこまで手続きに時間を割かれる心配はありません。利用しやすさについては、マンスリーマンションが家具家電完備であるという点も無視できません。その特性上、速やかに生活基盤を構築しやすく、また、退去時の荷物の持ち出しも最低限で済みます。この点はホテルに近い性質があり、入居も退去も速やかに完了するというメリットがあります。

 

▲マンスリーマンションのデメリットについて

  • 短期間では割高になる可能性も

マンスリーマンションの場合は1ヶ月ごとに利用料が発生します。この点は一般賃貸の家賃と変わりませんが、問題となるのがマンスリーマンションを利用する人の性質に関係します。マンスリーマンションを利用するということは年単位での長期滞在は予定していないということであり、比較的短期間で退去することを前提としています。その期間が1ヶ月に満たない場合だと問題があります。業者ごとにマンスリーマンションの「最低利用期間」があり、数週間から利用できるところもあれば名前の通りに1ヶ月に設定されていることもあります。後者の場合、例えば半月で退去する場合でも1ヶ月分の料金が発生するので、料金が割高になる可能性があります。ホテルよりもコストパフォーマンスが悪くなる可能性があることには注意が必要です。

 

  • 家具・家電のアレンジは不可能

マンスリーマンションの多くは家具家電完備であり、購入して揃える必要はありません。しかし、逆に言えば「家具家電を買えない」ということになるのです。例えば「テレビ」や「ベッド」に関してはもっと大きいサイズが良いとか、「冷蔵庫」や「洗濯機」はもっと多機能なものが良いといった感じです。もちろん、家具家電の運び入れは可能ですが、既に用意されている家具家電が邪魔になりますし、処分することもできません。退去時の荷物も増えますし、引越しの費用もかさみます。現実的な話として、備え付けの家具家電で我慢するしかないのです。

 

▲まとめ

マンスリーマンションは1ヶ月単位で部屋を利用できますが、業者によっては1日単位で利用できるところもあります。ホテルのように家具家電が揃っていますが、一般賃貸に近いレベルの料金で利用できます。長期出張に最適です。ただし、最低利用期間によってはホテルよりも割高になることもあり、好きな家具家電を使えないというデメリットもあります。